ウォーハンマー(WARHAMMER) Warhammer Age of Sigmar

用語集

定命の諸領域

この領域の広大さは人間が理解できる範囲を超えており、小石ひとつ・葉っぱ一枚に至るまで魔力が見てとれる。

各領域の中央はこの魔力が抑えられているが、果てに向かうほど魔法が満ちており、冗談で放った呪いの言葉で死んでしまったり、軽く腕を振っただけで破壊エネルギーの矢を放ってしまったりする。
領域は8つに分かれており、魔法の門(レルムゲート)によって繋がれている。
ディーモンたちの次元<渾沌の領域>は、暗黒神によって穢されたレルムゲートを通して繋がれ、定命の領域を荒廃させんと侵入してくるのだ。
  • 天空の領域<アズィル>

    神王「シグマー」が住まう最も偉大な領域。唯一渾沌の勢力に荒らされていない。
  • 死の領域<シャイシュ>

    死の神「ナガッシュ」の支配下にある。この不死の軍勢は不気味な動向を示し、他の領域を脅かし始めている。
  • 光の領域<ハイシュ>

    純白な魔力の領域であり、光明の王であり兄弟神が統治しアエルフや人類の賢人などの隠れ家となっていた。
  • 影の領域<ウルグ>

    十三王国があり、「マレリオン」と呼ばれる神が狡猾な母「モラシィ」と脆い同盟を築いている。
  • 金属の領域<シャモン>

    デュアーディンの神「グルグニ」が遺した発明が防衛に役立っており、比較的平和。<ティーンチ>が支配を目論む。
  • 生命の領域<グューラン>

    久遠の女王「アラリエール」が治める別名<翡翠の王国>。<ナーグル>によって穢された。
  • 獣の領域<ガウル>

    原始的な大陸が並び、獣じみた種族が生息する。ここを治める神はおらず、単純な腕力と野生的な暴力がものを言う。
  • 火の領域<アキュシー>

    かつてひとつながりの大陸だったが、渾沌の力によって引き裂かれた。この大陸では長生きは望めない。
  • 渾沌の領域

    悪夢が実現したような地獄絵図の世界。禍つ神々の性質に影響される。

エイトポイント

<定命の諸領域>のそれぞれと巨大なる神秘の門で結ばれた、この世界の中心。
この地は<禍つ神々>の筆頭戦士である”永劫に選ばれし者”アーケイオンに数百年に渡って支配され、あらゆる者の侵入を拒む暗黒の城塞。

選ばれし者「アーケイオン」

旧世界に終焉をもたらしたため、世界の破壊者と呼ばれる。

それ以来、この三つ目の王は渾沌軍の最高指導者として現実世界全土を支配せんと目論んでいる。

渾沌の神々から祝福を受けていながらも、どの一神にも恩義を受けていない究極の王者であるため、渾沌の神々は彼の裏切りを恐れ抹殺を試みたこともあったが、アーケイオンはその全てを退けたという。
彼は神の手先であることに甘受しておらず、全ての者が彼の足元にひれ伏すまでは完全な勝利であると考えていない。
副官として「ヴァラン・ガード」などが補佐しており、この王者の要塞である<バランパイア>は、伝説のエイトポイントを支配する堅牢な要塞である。

デスロード「ナガッシュ」

偉大なる死霊術士「ナガッシュ」は、神に等しい力を持っている。

彼の望みは、<定命の領域>全てに墓地のような薄ら寒い秩序と意志なき従属による支配だ。
<全シャイシュの神>を自称する「ナガッシュ」は、人間であったはるか昔から全人類を自身の配下に置くことを願っていた。
スケイブンによって初めて死を迎えて以来、彼は必ず蘇える。
「ナガッシュ」の魂は、彼の最も強固な要塞の石棺へと必ず逃げおおせるようになっており、たとえ何千年かかったとしても復元が終わればすぐに復讐を果たすのだ。

グリーンスキン

「大きいことは良いことだ」「大きな者が周りの者を支配する」といった非常にシンプルな思考に基づいているオールク社会において、これに逆らう者は二度と忘れないように文字通り体に叩きこまれる。
グリーンスキンの誰もが好む良い喧嘩を求め、今日も彼らは<グアァァグ!>の言葉のもとに集結する。